煮詰まってない鍋の上

日記を続けてくれ、おれ。たのむ。

日記 5/26

そんなに眠たくないが、ベッドには入らないといけない時間だ。

眠くなるまで駄文を打ち込むとしようね

 

今日は暑かった、二十五、六度あったらしい。

それで今は雨が降って、すこし肌寒い。

不思議だね。

 

今日は何をしていたかな、思い出そう。

確か朝起きて、働いて、昼ごはんを作って。

働いて、少し時間に余裕があったから休憩して。

働いて、夕飯で、人と通話して、寝る前か。

 

絵を描いてはいるけど、苦しいくらいに下手で、描けば描くほど至らなさが身に染みてくる。

絵を描くのは好きなんだけど才能はないな。

 

苦しい、悔しい、日々人に負い目しか感じれない。

誰かと仲良くしたいけど、私の自我はあまりに不健全で、健全で、どこにもいれない。

 

 

 

ふらふらと、街を歩いて。

コンビニに入ろうにも家に帰ったらご飯も飲み物もあるからいいか、と素通りして。

海沿いの道を歩けば、夜の海の乱反射する光に還ってしまいたいと思って。

不健康なその考えを抱いた自分に嫌悪して、

自己嫌悪なんて無意味なことに時間を使った自我を呪って、その自我を恨んだ私の自我の高慢さに怒ってしまう。

ぽつぽつと、小雨が降るけど、傘はないし、急いで帰ろうと。

結局夜の散歩になんの意味もなくて、私の人生の時間は限られているのに。

死にたくない、生きてる理由はいまだに見つかっていない。

なんの才能もない、努力の才能もない。

私には何もないと、決めつけて努力をやめて。

でも実際に何もなくて。

伽藍堂の胸の中にインターネットを詰め込んだだけ。

 

ドロドロ流れる心に溜まったタールみたいなものを吸い続けて、ウサギみたいだね。

寂しがりやさんなところも一緒なのか。

 

私だけは泥中の蓮になりたかった。

でも実際はこの世の悪意を吸い取ってその毒に身を蝕まれてもいない、花ですらなかった。

水の中に湧いたボウフラみたいな雑多なものの一部に過ぎなくて、それを認められるほど大人じゃなかった。

 

夜風は少し気持ちがいいけど、布団に入らないと風邪をひきそうだな。

 

誰のための謝罪でもない謝罪をして。

誰かと仲良くなりたいけどなりたくない

 

仲良くなりたいのは、自分が誰かに認知されてる実感が欲しいから。

仲良くなりたくないのは媚びない姿勢にカッコよさを覚えているから。

 

どこまでも子供だ。

 

だんだん瞼が重たくなってきた。

寝れそうだ。

 

 

寝る。

がらがらがらがら、ぱりん。