煮詰まってない鍋の上

日記を続けてくれ、おれ。たのむ。

答えを見つけられない悪

仕事がつらい、と一度考えてしまうとにっちもさっちも行かないものだ。朝起きることを苦痛に感じ、肌に感じる気温、外から聞こえる街の喧騒の全てが自分を責めている気がする。

 

今朝は凄く自己肯定感が高くて「何故私が朝起きなくてはならないのか」と腹を立ててしまった。遅寝早起きの弊害が出ている。困ったものだな。

 

仕事を開始すると同時に感じた無気力感、どうにも身に力が入らない。早退できるなら早退したい、そんな感じ。

 

私の職場は家だ、休もうと思えば昼まで寝ていられる。事実兄はそうしている。

 

人と比べないで自分を見ろよ。

アテにしてもらっておいてなんでこうして泣きながらスマホをベッドでいじっているんだ。

 

無理だった。少し休みたかったんだ。

でも人手が足りない、誰も手伝ってくれない。私の味方なんてどこにもいないと母に言われた。

 

人生六十年の重みに勝てるわけがない。

 

 

 

私は自我なんて持つべきではなかった。自己を殺した滅私奉仕以外に私には求められていない。私は私が生きていてはいけない。私は死ななくてはならない。

 

包丁を腹にあてがって5分くらい。

刺せなかった、刺さなかった。

怖かった、死ぬのが怖かった。

他人に殺されそうになっても同じことを思うだろう。

 

死にたい気持ちと死にたくない気持ちで半々。

死ぬべきなのは意志、死にたくないのが本音。

 

社会で尊重されるのは意志の方だ。

社会の総意で私は死ぬべきだ。

 

死にたくない

 

 

 

 

わたしは今ズル休みをしている、自分の部屋に篭って今日の母の不機嫌を一手に担うことになっている。

 

死ねばその責任もなくなる。

 

なんで休みたいのかな。

 

 

 

絵が描きたいから時間がないから先方の予約なのに別のことを後から追加されることに適応できない社会不適合者だから。

生命を維持するのに値しない

 

どうしたいのか言わないとわからないなんていうなよ。

分かってたら動いてるんだよ

 

殺してくれって言えばいいのか?死にたくないぞ。

 

ただ休みたいって言いたいだけなのに、社会性を捨てることを要求されている。

 

正しさのレールから外れる。

 

生きる価値がない

 

 

 

死ななきゃいけない、生きてる価値がない、時間が勿体無い、早くスマホを置いて隣に置いてある包丁を好きなところに突き立てればいい。

 

死にたくないなんて本能を押し殺せ、意志だ、正しさだ私が死ぬことは正しいことだ。お前は生きてるだけで悪だ、くたばらなきゃいけないんだ。生まれてきてはいけなかったんだ。存在することで何かのプラスになったことなんて一度もないだろ。マイナスしか産んでいない、創造性があっていいことだな。

 

もう、いやだ、なにもかんがえたくない

 

どうせまた死ねないんだろうな、母が殺しに来ない限り。狂った兄が刺しに来ない限り。

世界に隕石が降ってこない限り。

ミサイルが落ちない限り。

また死ねない。

 

死にたくない、楽に現世からいなくなりたいだけ。街の空気に溶け込みたいだけ、何も認識したくないだけ、生きるに値しない自分をリセットして次の人生を始めたいだけ

 

自我と肉体が結びついている。

 

切り離すには死ぬしかない。